バンド列伝
美女丸
since 1976〜1977

member G.V. mikiya  Key.Cho. kazuhiko  B.Cho. hideki  Dr. atsuhiko
history 武蔵美でギターを弾いて歌ってたころ学内で知り合ったのが
北海道出身のちょっとイケてる可愛い女の子。
その子からとあるバンドのベースが抜けるので、やらないか
と誘われたのが「美女丸」だ。
ギター、ボーカルの
mikiyaは、その子の兄である。

mikiyaは僕より1歳年上で、当時僕は20歳。
キーボードの
kazuhiroとドラムのatsuhikoはまだ高校生。
二人の抜群のテクニックに舌を巻く。

すぐに意気投合してベースで参加したが、僕が参加して
完成したオリジナル曲はこの3曲だけで、他に未完成が数曲ある。
高円寺のSIT INというスタジオでワンポイントマイクによる一発録り。
バランスも演奏も粗いが、若さゆえのパワーを感じてもらえたら嬉しい。
この3曲でイーストウェストの予選を準決勝まで勝ち抜く。
吉祥寺のYAMAHAスタジオでも録音したが、残念なことにその音源がない・・・(涙)


その後美女丸は弱小音楽事務所に所属し、ちょこまかとした仕事を
もらう。もちろん美女丸は名乗っていない。
・歌舞伎町のダンスパブで'50'sを毎夜5ステージ
・西伊豆のホテルに1か月滞在しながらビアガーデンで'50'sを
・ウェスタンカーニバルで某芸能人のバックを(このときCharも出演)
結局、大してメシも食えず、僕らの音楽性ともとんでもなく離れて
いってしまったので、解散となる。

後に僕はnezu、uri、jun達とTHE PLANETを結成することになり、
ドラムのatsuhikoをPLANETに呼び寄せ、武蔵美野外ステージから参加。

THE PLANETについては、またいずれ。

                                                  2007/1/21 yayaya
sound サフラン色の夜明け CMソングとして作ったもの。
「昨日のことは遠い、眠りがすべて連れ去り」を繰り返すシンプルな曲。
イントロのピアノとベースの入りかたが大好きな曲。
いつかは・どうにか 「一人寂しい夜ばかりで、酒場で知り合った女も冗談半分だけど、明日になれば気楽になれる。いつかは、どうにかなるさ」と歌う。
イントロのギターが大好きな曲。
オリジナルZIPPO 正式な曲名は「オリジナルZIPP 金ラベル・銀ラベル」という。
ZIPPでは分かりづらいのでZIPPOとした。
「今が本当なら、昔は嘘。昔が本当なら、今は夢」と歌う。
ドラマチックなオルガンから始まるこの曲は10分近い組曲。
後半のソロの応酬はテンポが速くなってしまっていくけれど、
4人のノリが出た最高の演奏。